【G大阪】GK東口順昭、18日にも今季初出場「やっとシーズンが始まったという感じ」

2022-06-09

3月に右膝内側半月板損傷の手術を受けたガンバ大阪の元日本代表GK東口順昭(36)が、最短で中断期間明けの18日、J1リーグ戦の横浜Fマリノス戦(パナスタ)で今季初出場することになった。

東口は今季開幕前に右膝を負傷し、J1開幕戦から欠場した。109試合連続フルタイム出場で記録がストップ。保存治療を試みたものの、3月に手術し、5月下旬にチームの全体練習に合流したばかり。

この日の公開練習後、取材に応じた守護神は「やっとシーズンが始まったという感じ。ここからしっかり上げていきたい」と意気込んだ。メスを入れた右膝は「元の膝ではないが、やっていくうちに不安は消えていく」と話した。

自身が欠場を続けた今季はJ1で、ここまで4勝5分け6敗の13位に低迷。FW宇佐美ら他にも大けがの選手が出て、コロナ禍もあって波に乗れないでいる。

片野坂知宏監督(51)は、今後の練習試合で東口を起用する方向だといい、「どういう状況か見極めたい。横浜戦にいけるのか、(実戦の場を)有効に使いたい」と説明した。

東口が不在中は、GKは主に一森が務めていたが、右手の指の関節脱臼骨折などで現在は離脱中。正守護神が戻ってくれば、片野坂ガンバにとっては大きな後半戦のスタートになる。

元G大阪ファン・ウィジョが今夏移籍示唆!移籍金3億円と予想も

2022-06-09

かつて明治安田生命J1リーグのガンバ大阪でプレーしていた韓国代表FWファン・ウィジョ(29)は、今夏移籍の意思を固めているようだ。7日、フランスメディア『フットメルカート』が伝えている。

ファン・ウィジョは2019年7月、ガンバ大阪からジロンダン・ボルドーへ完全移籍。欧州挑戦1年目からレギュラーに定着すると、翌2020/21シーズンから2年つづけてリーグ戦で2桁ゴールをマーク。昨年にはU24韓国代表の一員として東京五輪の舞台でプレーしたほか、A代表でも主力選手としてFIFAワールドカップ・カタール大会の出場権獲得に貢献している。

一方、ボルドーは200/21シーズン終了後に深刻な財政難に見舞われる中、オーナーが交代。2021/22シーズンは序盤から黒星が先行すると、最下位で終了。2部降格が決まったことにより、ファン・ウィジョをはじめ複数選手の放出が噂されている。

『フットメルカート』の報道によると、ファン・ウィジョはボルドーとの契約を2023年6月まで残している。しかし、選手本人は韓国代表の活動参加中に記者会見で「もし良いクラブが興味を持ってくれたら、できるだけ早く(ボルドーを)去りたいですね」と語っていたという。

また、同選手にはすでにフランス1部のモンペリエやオリンピック・マルセイユからの関心が伝えられているが、ナントも移籍先候補に浮上している模様。ナントはアイントラハト・フランクフルト移籍が決まっているFWランダル・コロ・ムアニ(25)の後釜としてファン・ウィジョをリストアップしているようだ。

なお、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ファン・ウィジョの市場価値は推定700万ユーロ(約10億円)であるとのこと。しかし、ボルドーの専門サイト『Web Girondins』は「200万ユーロ(約2億9000万円)から300万ユーロ(約4億3000万円)のオファーがあれば、ボルドーを納得させるに十分だ」と主張している。

昨年8月にはロシア1部ゼニト・サンクトペテルブルクやポルトガル1部スポルティングCPへの移籍間近に迫っていただけに、今夏の移籍期間でも複数クラブがファン・ウィジョ獲得に動くかもしれない。