チェイス・アンリ、松木らが挑むU-23アジアカップ 注目は“中盤に強度の高さ”を提供できるF・マリノスの注目株

2022.5.28

6月にはワールドカップ・カタール大会に向けたテストゲームを戦う日本代表。強豪ブラジルとの対戦も組まれており、注目度の高いゲームである。

その裏では、U-21日本代表がU-23のアジアカップを戦うことになっている。6月1日から開催されることになっており、日本はU-21のチームで大会に臨むことになる。

19歳でメンバーに選ばれている松木玖生やチェイス・アンリなど注目株が多い今回のU-21代表だが、MF藤田譲瑠チマの活躍に期待したい。

東京ヴェルディのユースで育ち、徳島ヴォルティスを経由して今季横浜F・マリノスでプレイしている藤田。20歳と若い選手だが、クラブでは出場機会を得ており、今季のリーグ戦では12試合に出場して1アシストを記録している。

藤田のポジションは中盤で、ダブルボランチやインサイドハーフをチームでは任されている。彼の強みは球際の強さと縦への推進力、豊富な運動量だ。

特に縦への推進力は素晴らしい。力強いドリブルはプレッシャーをかけられても簡単に倒れず、攻撃を前進させることができる。視野も広くマルコス・ジュニオールや西村拓真などライン間でフリーになっている選手を見つけ、素早く縦パスを供給する。これで一気に攻撃が加速し、F・マリノス自慢の攻撃陣が相手のゴールに襲い掛かる。

フル代表への道はまだまだ長いが、今後もインサイドハーフが採用されることになれば藤田はその役に適任である。ボールを保持して中盤でゲームを落ち着かせることができ、なおかつチームメイトへのコーチングも欠かさない。 今季はF・マリノスで国内での知名度をより高めた藤田。

中盤は前述した松木や清水エスパルスの松岡大起などライバルは多いが、彼が中心となってチームをアジア王者に導いてくれるだろう。

天野純「横浜FMの頃よりも…」韓国・蔚山現代へ完全移籍の可能性語る

2022.5.28

明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスから蔚山現代へレンタル移籍中の元日本代表MF天野純(30)が、韓国メディアに対して自身の将来について語った。

天野純は今年1月に蔚山現代へレンタル移籍により加入すると、今季のKリーグ(韓国1部)で攻撃陣の中心選手として活躍。ここまでリーグ戦14試合中9試合の先発出場で5ゴール1アシストと結果を残している。また、今月25日の韓国FAカップ・ラウンド16の慶南FC戦でも先制ゴールを叩き出し、チームの勝利に貢献していた。

そんな天野純はすでに蔚山現代のサポーターから絶大な支持を得ており、来季以降もチームに留まることが期待されている。

その中、本人は韓国メディア『フットボリスト』のインタビューに対応。韓国サッカー界挑戦1年目の心境を問われると「決心してここに来てからも、試合に出るまでは正直不安でしたね。もちろん今は好調ですけど、まだこのクラブの絶対的な存在にはなれていないと思うんです。もっと圧倒的に、その部分を見せないといけないと思います」と語っている。

そして蔚山現代へ完全移籍する可能性について「ここに来て、こんなに楽しくサッカーができていますし、充実していますよ。生活面で不満はまったくないですし、自分も家族も純粋にこの場所を楽しんでいます」

「ひとりのサッカー選手として、試合に出て結果を残すことが一番幸せなことだと思います。もちろん、もっと頑張らないといけないのは事実ですが、楽しくサッカーをして満足しているので、完全移籍をしたいと心の中では思っています」

「周りから『マリノスにいたときより、ずっとサッカーを楽しんでいるみたい』という話をよく聞きます。周りからそういう見られ方をすると、自分も本当にそうなのかなと思うし、気持ちいいですね。完全移籍したいですよ」と完全移籍の意向を断言。

つづけて「(家族は)海外での生活に慣れるまで時間がかかりましたが、所属事務所がたくさん助けてくれているので、問題や不便はまったくありません。慣れたらもっと楽しいことがあると思いますし、韓国語ももっと勉強して、韓国での生活していけたらと思います」と、韓国での生活についても語った。

なお、蔚山現代はリーグ戦14試合を終えた時点で勝ち点33を獲得。2位の全北現代に8ポイント差をつけて首位を走っている。昨季限りでガンバ大阪を退団した韓国代表DFキム・ヨングォン(32)や元浦和レッズのブラジル人FWレオナルド(24)らとともに、チームの快進撃に大きく寄与しているだけに、天野純は今まさに充実期を迎えている。