キリンカップ開幕 W杯出場のチュニジアがチリに勝利

2022-06-11

キリンカップサッカー2022の1回戦第1試合が10日に行われ、チリ代表とチュニジア代表が対戦した。  FIFAワールドカップカタール2022の南米予選で7位に終わったチリ。今回の招集メンバーは中南米でプレーする選手たちが多く選出されているが、ガリー・メデルやパブロ・ガルダメス、フランシスコ・シエルラルタ、ベン・ブレレトンといったイタリア、イングランドでプレーする選手たちも先発となった。

アフリカ最終予選ではマリを退けて2大会連続6回目のW杯出場権を獲得したチュニジアは、欧州や中東でプレーする選手を多数選出。来日前のアフリカネーションズカップ予選ボツワナ代表戦にも出場していたナイム・スリティやセイフェディン・ジャジリなどがスタメンとなり、マンチェスター・Uでトップチーム昇格を果たしたハンニバル・メイブリはベンチスタートとなった。

両チームともフォーメーションはアンカーを1人置く「4-3-3」を採用。両サイドバックが高い位置を取り、ウイングもサイドに張って、アタッキングサードに素早く侵入することを狙う。立ち上がりはチュニジアが押し込むシーンが多かったが、時間の経過とともにチリのボール保持時間が長くなると、38分に左SBエウヘニオ・メナのマイナスクロスからブレレトンのシュート、さらにこぼれ球をホアキン・モンテシノスがプッシュしたが得点に至らず。すると41分、チュニジアは左サイドから中央を経由して右SBモハメド・ドレーガーに展開すると、ファーサイドへのクロスボールに左SBアリ・エラブディがダイビングヘッドで合わせて、先制に成功した。

後半に入ると先制したチュニジアペースに。54分、左アーリークロスからヘディングでの落としをジャジリがシュートしたが、チリGKサカリアス・ロペスが好セーブでしのいだ。時間の経過とともに1点が欲しいチリが再びボールを保持するようになると76分、メナの左クロスからロニー・フェルナンデスがフリーでヘディングシュートを打つシーンもあったが、枠を越えた。

89分、チュニジアはショートカウンターからチリゴールに迫ると、いったんはブロックされるが、途中出場のメイブリが拾って右サイドに展開。ドレーガーがエリア内深い位置まで侵入し、マイナスのボールを、こちらも途中出場のイサム・ジェバリが難なく流し込んで、決定的な2点目を獲得した。後半アディショナルタイムにチリはPKを獲得したものの、ディエゴ・バレンシアのキックはGKアイメン・ダーメンがセーブ。試合はそのまま終了してチュニジアが2-0で勝利している。

勝利したチュニジア、敗れたチリはそれぞれ、日本vsガーナの勝者、敗者同士で14日に対戦する。

【スコア】チリ 0-2 チュニジア

【得点者】0-1 41分 アリ・エラブディ(チュニジア)

0-2 89分 イサム・ジェバリ(チュニジア)

エクアドル代表、従来通りカタールW杯出場へ…FIFAが調査終了を公式発表

2022-06-11

FIFA(国際サッカー連盟)は10日、エクアドル代表に対する調査が完了したことを発表した。この結果、エクアドル代表は従来通り2022FIFAワールドカップカタールに出場することとなる。

エクアドル代表は2022FIFAワールドカップカタール・南米予選で4位となり、2大会ぶり4度目となるワールドカップ出場を決めていた。しかし、南米予選8試合でピッチに立ったバルセロナSC所属のDFバイロン・カスティージョに国籍偽装の疑いがあるとして、予選で敗退したチリ代表がFIFAの規律委員会に申し立てを実施。5月11日にはチリサッカー連盟(FFC)からの申し立てを受けたFIFAが、カスティージョの出場資格に関する懲戒手続きの開始を決定していた。

しかし、今回の発表を受けて、エクアドル代表は“お咎めなし”となった。FIFAは公式HPにて「関係者全員の提出物を分析し、今回持ち込まれたすべての要素を考慮した結果、FIFA規律委員会はFEF(エクアドルサッカー連盟)に対する調査を終了することを決定した。規律委員会の調査結果は本日、全ての関係者に通知されている」と発表している。なお、「本決定はFIFA上訴委員会への控訴の対象となる」とも伝えられていることから、今後のチリサッカー連盟の動き次第では、再び調査が実施される可能性は残っている。

エクアドル代表はカタールW杯でグループAに組み分けられている。開催国のカタール代表、セネガル代表、オランダ代表と対戦する予定だ。

 

海外助っ人Jリーガー、森保Jのブラジル戦を高評価 W杯躍進に期待「日本が世界を驚かせるかも」

2022-06-09

ブラジル代表は、6月6日に国立競技場で行われた日本代表戦に1-0で勝利した。J1の横浜F・マリノスでプレーするブラジル人FWマルコス・ジュニオールは日本の善戦を称えた一方、11月のカタール・ワールドカップ(W杯)で「日本は世界を驚かせるかもしれない」と期待を寄せている。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が伝えた。

試合はFWネイマール(パリ・サンジェルマン)ら主力クラスを先発で起用したブラジルが序盤から主導権を握るも、日本が粘り強い守備で対応。スコアが動かない時間が長く続いたなか、後半にネイマールがPKを沈めてカナリア軍団が1-0と勝利した。

記事では「日本に住むマルコス・ジュニオールは、ドイツ、スペイン、コスタリカまたはニュージーランドとともにワールドカップのグループEに入る日本代表チームも追っている」と言及。2019年から横浜FMに在籍し、主力としてプレーするM・ジュニオールは試合を振り返り、「ブラジルがもっとリラックスしてプレーすると予想した人もいたが、日本サッカーの進化を追っている人なら、日本に勝つことがいかに難しいか知っているはずだ」とコメントしている。

その発言を受けて、現地メディアは「ブラジルにとって1-0と厳しいスコアで、後半にPKからしかゴールを取れなかった試合を引き合いに日本代表チームを称賛している」と報じた。

また、M・ジュニオールは日本サッカーの成長を実感しており、「年を追うごとにJリーグも強化されている。加えて、ヨーロッパのビッグクラブで活躍する日本人選手もいる。日本は世界を驚かせるかもしれない」と触れ、W杯での躍進に期待を膨らませていた。

「W杯本番を想定できる相手」と日本代表を高評価 本大会に向けてブラジル代表CBも“本番モード”に

2022-06-07

日本代表はキリンチャレンジカップ2022でブラジル代表と対戦。ブラジル相手に善戦したものの、ネイマールにPKを決められてしまい0-1と敗戦した。日本代表はブラジルの猛攻を凌ぎながらカウンターで1点を狙うなど、終盤までどちらが勝つか分からない好ゲームを演じた。

ブラジルメディア『Globo』にて試合後のインタビューに応じたマルキーニョスが、今試合を「最初にいくつかのチャンスを逃してしまった。我々のミスは日本に自信を与えてしまった」と振り返る。チャンスを何本も作りながら、権田修一の好守もありブラジルは決め切ることができず。それが日本に勢いをもたらしたと反省した。

また対戦した日本代表については「ボールや展開が速かった。それは非常に良い試合であり、難しいテストだった。ワールドカップの準備になったし、本番の対戦相手を想定することができるチームだった」と高評価。そういった中でも勝ち切ったチームに「テストゲームでも最善を尽くす」と自信を口にしている。

古橋亨梧のスピードや南野拓実や三笘薫のドリブルで再三好機を見出すものの、最後までゴールを奪うことはできなかった。スピードと強さを誇るマルキーニョスに上手く守られてしまったが、勝利のために最善を尽くして守り抜くブラジルを経験することができた。これを次に生かすには、ガーナ戦での勝利が必須だろう。ブラジルほどの強豪でもW杯に向け、本番モード全開だ。日本もテストマッチから勝利を意識した戦いを見せ、結果につなげていくことが重要だ。

「苦しみは自分を強くする」 バレッラがW杯出場逃した失望からの成長目指す

2022-06-07

インテルのイタリア代表MFニコロ・バレッラが代表チームの将来性について語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

イタリアは昨夏に開催されたユーロ2020で、53年ぶりの優勝を達成。新たな黄金時代を築くかに思われたが、3月に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ準決勝で北マケドニア代表に敗れ、2大会連続で本大会出場を逃す結果となった。

直近では1日に行われたフィナリッシマ2022でアルゼンチン代表に0-3の完敗を喫し、4日のUEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグAグループ3第1節ではドイツ代表と1-1のドローに終わるなど、思うような結果を残せていない。

浮き沈みの激しい1年間を過ごすイタリアだが、7日に行われるUNLリーグAグループ3第2節のハンガリー代表戦の前日記者会見に出席したバレッラは明るい未来を強調。自身はチーム内でも経験豊富な選手になったと語り、若手を支えていきたいと意気込んだ。

「代表チームにいる若い選手は、(サンドロ・)トナーリや僕だけではない。(マヌエル・)ロカテッリや(ダビデ・)フラッテージ、(セバスティアーノ・)エスポジートと、イタリアの現在と未来を代表するような選手はたくさんいるんだ」 「僕は今、チームのなかでも経験豊富なメンバーの一人になっているね。だから、監督が長年にわたってチームに伝えてきたことを、僕も伝えられるよう努力していきたい」 また、バレッラはW杯出場を逃した失望にも言及。今季はインテルでスクデットを逃したことにも触れ、こうした出来事が成長につながるはずだと語った。

「スクデットとW杯出場を得られなかったのはとても残念だけど、すべてがうまくいっていたらあまりに簡単だと思うかもしれない。苦しみは時として、勝利よりも自分を強くしてくれるものだ」 「キャリアを始めて以来、多くの失望と喜びの日々を過ごしてきた。僕はどのような状況からも、できるだけ多くを学ぼうと思っているよ」

王者フランス、クロアチアとドローで開幕2戦未勝利…デンマークは2連勝決める:UNL第2節

2022-06-07

UEFAネーションズリーグ(UNL)の第2節が6日に行われた。リーグAのグループ1では、3日にデンマークに敗れて黒星発進となっていた王者・フランス代表がクロアチア代表と1-1で引き分けた。

中2日で行われた一戦にMFオーレリアン・チュアメニ以外の先発10人を入れ替えたフランスは、後半7分にMFアドリアン・ラビオのゴールで先制。しかし同38分にFWアンドレイ・クラマリッチにPKを決められて、ドローに持ち込まれた。

同組のもう一試合は、デンマーク代表がオーストリア代表に2-1で競り勝った。1-1の後半39分、DFイェンス・ストリガー・ラーセンが奪ったゴールが決勝点になった。デンマークは2連勝で首位。1勝1敗のオーストリアが2位、勝ち点1でフランスとクロアチアが続いている。

その他、リーグBのグループBではアイスランド代表とアルバニア代表が1-1のドロー。リーグCのグループ3ではカザフスタン代表がスロバキア代表に1-0で勝利。同グループ3のベラルーシ代表対アゼルバイジャン代表は0-0で引き分け。リーグDのグループ1では、ラトビア代表がリヒテンシュタイン代表を1-0、同組のアンドラ代表対モルドバ代表は0-0の引き分けに終わっている。

モドリッチが代表通算150試合出場、クロアチアがフランスに追いつきドロー《UEFAネーションズリーグ》

2022-06-07

UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23リーグA・グループ1の第2節、クロアチア代表vsフランス代表が6日に行われ、1-1で引き分けた。

3日前にホームで行われたオーストリア代表戦を0-3と完敗したクロアチアは、代表通算150試合目の出場となるモドリッチが先発となり、ブロゾビッチ、コバチッチと中盤を形成した。

一方、デンマーク代表に1-2と逆転負けして黒星スタートとなった前回王者フランスは、チュアメニ以外の10選手を変更。ムバッペが負傷欠場、ベンゼマやグリーズマンらがベンチスタートとなった中、ベン・イェデルを最前線に、エンクンクをトップ下で起用した。

ゆったりとした展開で立ち上がった中、クロアチアが18分に先制のチャンス。コバチッチのスルーパスに抜け出したブディミルがボックス左に侵入。GKと一対一となったが、シュートはメニャンに止められた。

その後もほぼ互角のポゼッションで推移した中、今度はフランスに先制のチャンス。31分、ディアビのスルーパスに抜け出したエンクンクがボックス右に侵入。シュートを決めきったが、わずかにオフサイドだった。 ハーフタイムにかけてもゆったりとした展開で推移すると、39分にもフランスに好機。エンクンクのスルーパスに抜け出したディアビがボックス右まで侵入してシュート。しかし、GKリヴァコビッチにセーブされた。 ゴールレスで迎えた後半、52分にフランスが試合を動かす。ベン・イェデルのスルーパスに抜け出したラビオがボックス左に侵入。GKとの一対一を確実に制した。

失点を受けてクロアチアが前がかる中、フランスは76分に追加点のチャンス。エンクンクがヴィダのパスをカットしてラストパス。これを受けたグリーズマンがボックス右に侵入してシュートを放ったが、GKにセーブされた。

すると80分、クロアチアがPKを獲得する。ボックス内でクラマリッチが倒されてPK判定が下ると、当初はオフサイド判定だったものの、VARが入ってプレーが認められた。

このPKをクラマリッチ自ら決めてクロアチアが同点とすると、終盤にかけてはオープンな展開に。それでも互いに勝ち越しゴールを奪うには至らず引き分け決着。 モドリッチの節目の試合をクロアチアがドローに持ち込んでいる。

スペイン、ポルトガルとUNL初戦で対戦…電光石火のカウンターから先制も追い付かれてドロー

2022-06-07

[6.2 UNLリーグAグループ2第1節 スペイン 1-1 ポルトガル]

UEFAネーションズリーグは2日、リーグAグループ2第1節を行い、スペイン代表とポルトガル代表が対戦し、1-1で引き分けた。第2節は5日に開催され、スペインはトルコ、ポルトガルはスイスと対戦する。

カタールW杯で日本と同組に入るスペインは4-3-3を採用。GKにウナイ・シモン、最終ラインは右からDFセサル・アスピリクエタ、DFディエゴ・ジョレンテ、DFパウ・トーレス、DFジョルディ・アルバ、アンカーにMFセルヒオ・ブスケツを配置し、インサイドハーフは右にMFカルロス・ソレール、左にMFガビ、3トップには右からFWフェラン・トーレス、FWアルバロ・モラタ、FWパブロ・サラビアが並んだ。

一方のポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウドはベンチスタート。スタメンにはMFベルナルド・シウバ、MFブルーノ・フェルナンデス、DFペペ、DFジョアン・カンセロらが名を連ねた。

試合が動いたのは前半25分だった。スペインがカウンターを発動させ、自陣でルーズボールを拾ったガビが敵陣へと持ち運ぶ。スルーパスから右サイドを駆け上がったサラビアがダイレクトで中央に送ると、走り込んだモラタが落ち着いて流し込んでスコアを1-0とした。

1-0のまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負うポルトガルは同17分にC・ロナウド、FWゴンサロ・ゲデスを投入して状況を打開しようと試みる。すると、同37分、ゲデスとのパス交換でカンセロが右サイドを駆け上がると、グラウンダーのクロスをリカルド・オルタが蹴り込んで試合を振り出しに戻す。

その後、両チームにゴールは生まれずに1-1のドローに終わった。

C・ロナウド不在のはずの誕生日パーティーに5人の“CR7”が現る? 家族総出の創意工夫に「なんて素敵なファミリー」

2022-06-07

マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが双子の子供たちの誕生日を祝った。

C・ロナウドのもとには2010年に母親が明かされていないもののロナウド・ジュニアくんが誕生。2017年にも代理の母を通じて双子のエヴァちゃんとマテオくんが生まれた。

そして、2016年からジョルジーナ・ロドリゲスさんと交際をスタートさせると、2017年11月には次女のアラナちゃんが生まれ、今年4月にもベラ・エスメラルダと名付けられた女の子が誕生している。

5人の子供たちと一緒に暮らしているC・ロナウドだが、今はポルトガル代表の一員としてUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23に参加しており家を不在に。そんな中、5日に双子のエヴァちゃんとマテオくんが5歳の誕生日を迎えた。

盛大な誕生日パーティーを開いたC・ロナウド一家だったが、不在の父と一緒に祝おうと、ある工夫を施した。部屋には背番号「7」をつけ、両手を広げて着地したようなポーズを取る大きなパネルが。4人の子供たちがパネルの前に並ぶと、父親の代名詞でもある「Siuu」のゴールパフォーマンスを披露していた。

この仕掛けや家族の微笑ましい様子には、ファンも「なんて素敵なファミリー」、「Siuuu」、「愛に溢れてる」といった反応を寄せている。

また、C・ロナウドも自身のインスタグラムを更新。「ハッピーバースデイマイラブ!これからも素敵な笑顔でハッピーに過ごしてね。みんな大好き」とカジュアルに子供たちに祝福の言葉を贈っている。

ポルトガルの重鎮DFブルーノ・アウベスが現役引退を発表、C・ロナウドも反応「ロッカーを共にできて幸せでした」

2022-06-07

アポロン・スミルニに所属する元ポルトガル代表DFブルーノ・アウベス(40)が現役引退を発表した。

ブルーノ・アウベスはポルトガル代表通算96キャップを誇る百戦錬磨のセンターバック。

キャリアを通じて、さまざまなクラブを渡り歩いてきた。 キャリアの最後はギリシャ・スーパーリーグのアポロン・スミルニ。今シーズンはプレーオフを含めて19試合に出場していた。

そのブルーノ・アウベスは6日に自身のインスタグラムを更新。キャリアの終了を伝えた。

「今日、僕はサッカー選手としてのキャリアに全て感謝していることを伝えたいと思う」

「全てのクラブの監督、チームメイト、コーチ陣、そしてキャリアに関わった人々、家族や友人にも感謝している」

「旅はこれで終わるが、他の機会が訪れれば、またすぐに会えるだろう。ありがとう」

ポルトでプロキャリアをスタートさせたブルーノ・アウベスは、ファレンセやヴィトーリア・ギマランイス、AEKアテネへのレンタル移籍を経験。2010年8月にゼニトへと完全移籍する。

その後は、フェネルバフチェ、カリアリ、レンジャーズ、パルマ、ファマリカンとクラブを転々とすると、2021年9月からアポロン・スミルニでプレーしていた。

キャリアを通じては、ポルトで公式戦172試合に出場し17ゴール11アシスト、フェネルバフチェで101試合4ゴール3アシスト、ゼニトで100試合3ゴール1アシストを記録していた。

ポルトでは4度のリーグ制覇、2度のカップ制覇を経験。2008-09シーズンはクラブの年間最優秀選手にも選出された。

また、ゼニトではロシア・プレミアリーグで2度優勝。フェネルバフチェでもスュペル・リグを制していた。 ポルトガル代表としても2016年のユーロを制しており、ポルトガルの重鎮として知られていた。

この引退発表には、ポルトガル代表でも共にプレーしたFWクリスティアーノ・ロナウドが反応。「ロッカールームを共有できて幸せでした。あなたが成し遂げたことを誇りに思います」と大先輩への賛辞を送っていた。