2022.5.28
フェイエノールトに所属するオランダ人FWブライアン・リンセン(31)が、浦和レッズへの移籍に近づいているようだ。
予てから浦和への移籍が噂されていたリンセン。しかし、「僕はとあるクラブと話し合っているけど、正直にそこに行くかはわからない」と本人がコメントしたこともあり、移籍については下火になっていると思われた。 しかし、フェイエノールトがアヤックスのブラジル人FWダニーロ(23)を完全移籍で獲得。リンセンの移籍に影響を与えるものとして噂されていたものが実現していた。
フェイエノールトの情報をあつかうオランダ『1908.nl』によれば、リンセンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の決勝にも途中出場を果たしたが、これがフェイエノールトでの最後の試合になったとのことだ。 また、今週中にも取引をまとめるために日本に向けてスタッフを派遣したとのこと。
移籍金は100万ユーロ以上(約1億3600万円)になるとしている。 2020年7月にフィテッセからフリートランスファーで加入したリンセンは、フェイエノールトで公式戦通算91試合28ゴール16アシストを記録。今シーズンはエールディビジで34試合に出場し13ゴール8アシスト、ECLで12試合3ゴールを記録している。エールディビジでは341試合で108ゴール47アシストを記録している。
9番タイプの補強を常に掲げてきている浦和。現在は勝ち点14で15位とギリギリ残留圏にいる苦しい状況。前線の補強で巻き返しを図れるだろうか。