スペイン代表・17歳ガビが最年少弾 左足でゴール左隅撃ち抜いた!

2022-06-07

欧州ネーションズリーグは1次リーグ第2戦が5日に行われ、リーグAの2組でスペインは敵地でチェコと2―2で引き分けた。0―1の前半終了間際にMFガビが17歳304日で同国代表最年少得点を決めた。

W杯1次リーグで日本と同組のスペインは、急成長のガビが代表初ゴールを決めた。前半アディショナルタイムにゴール右前でパスを受け、左足でゴール左隅を狙い打った。出場8戦目の一撃はバルセロナの同僚アンス・ファティが持っていた最年少記録を7日更新。昨年10月に17歳62日で記録した最年少出場に続き、スペイン代表の歴史に名前を刻んだ。

ルイスエンリケ監督はガビに関し「シュートを放つか、エリアに入るか、信念がある」と話し、さらなる成長に期待。2戦連続引き分けで計3失点を記録した中で、17歳の活躍は明るい材料になった。

 

スペインがチェコと2―2でドロー ライン裏狙われ2失点、守備面で不安定なプレー目立つ

2022-06-07

カタールW杯1次リーグ第3戦で日本代表と対戦するスペイン代表は、欧州ネーションズリーグ第2節でチェコ代表と対戦し、2―2で引き分けた。

引き分けに終わった前節ポルトガル戦から中2日、ルイス・エンリケ監督はMFブスケツ、FWモラタらの主力をベンチに置きMFロドリ、FWラウル・デ・トマスらを起用するなど、8人を変えてチェコ戦に挑んだ。  開始早々に最終ライン裏へパスを通されFWペセクにゴールを許すなど、スペインは守備面で不安定なプレーが目立った。チェコの狙いはスペインの高い最終ラインの裏。ルイス・エンリケ監督が「裏へのパス、2列目からの飛び込みに苦しめられた」と認めたように、簡単に後方のスペースへパスを通され好機を作られた。

後半9分にDFエリックガルシアの裏にロングボールを通され、同18分にもGKウナイシモンが飛び出してクリアするなどピンチは同じ形から。2失点目も裏に抜けられGKとの1対1を決められた。

終了間際になんとか追いついたものの、裏へのボールへの対応のまずさを指摘されたDFイニゴ・マルティネスは「それについてはしっかり反省すべき」と、得点にも顔色はさえなかった。試合を通してボールは握るもののライン裏という弱みが露呈したスペイン。2試合を終え勝ち点2と、次節スイス戦では勝利が求められる。

スペイン代表期待の星!バルセロナの17歳MFが達成した新記録とは?

2022-06-07

UEFAネーションズリーグ・リーグAグループステージB組第2節のチェコ代表対スペイン代表戦が現地時間5日に行われ、2-2で引き分けた。スペイン代表のMFガビはこの試合で、同国歴代最年少ゴール記録を達成している。

ネーションズリーグ初戦でポルトガル代表とドローに終わり白星発進を逃していたスペインは、この試合でも開始直後に先制ゴールを奪われる苦しい展開。だが前半アディショナルタイムにはロドリからのパスをエリア右で受けたガビが守備陣の間を通す絶妙なシュートをゴール左隅へ流し込んで同点とした。

ガビはこれがスペイン代表での初ゴール。「17歳304日」での得点は、バルセロナのチームメートであるFWアンス・ファティが2020年に達成していた「17歳311日」を1週間の差で上回り、スペイン代表の歴代最年少ゴール記録となった。

ガビは17歳になったばかりだった昨年夏にバルセロナでトップチームにデビューし、そのまま主力として活躍。10月には早くもスペイン代表デビューを飾り、「17歳62日」でのデビューもスペイン代表の歴代最年少記録となっていた。

デビュー以来スペイン代表にも完全に定着しており、8試合連続で出場中。日本代表とも対戦が予定されるカタールワールドカップでも注目選手の一人となりそうだ。

日本代表がW杯で警戒すべき男は17歳 スペイン代表史上最年少得点を記録したバルサの逸材

2022-06-06

スペイン代表はUEFAネーションズリーグでチェコ代表と対戦。2度のビハインドを追いつき2-2のドローで決着している。この試合でゴールを決めたガビは、スペイン代表史上最年少得点を記録して存在感を発揮した。

開始4分に先制点を決められる苦しい展開となったスペインだったが、前半アディショナルタイムに17歳が同国を救う。クロスボールのこぼれ球をペナルティエリア中央で拾ったロドリから、右のガビへパスを通す。ガビの狙い澄ました左足でのゴールが決まって前半のうちにスペインが同点に追いついた。

17歳304日でスペイン代表初ゴールを決めたガビ。これは同国の史上最年少ゴールとなり、2020年9月に記録したアンス・ファティを上回ることとなった。17歳とは思えない落ち着きと技術の高さを見せつけたガビは、すでにバルセロナだけでなくスペイン代表でも中心選手の1人となっているのだ。

英『Mirror』によるとリヴァプールが獲得を検討していたものの、巨額な売却額を支払うことはできないため撤退したと報道。ガビは来季もバルセロナの主軸として活躍が期待される。リーガでの成長を続ける若き逸材は、すでにスペイン代表でも、その才能を遺憾なく発揮している。日本代表がFIFAワールドカップで警戒すべき男は、この17歳かもしれない。

ポーランドが初戦で逆転勝利…ウェールズはウクライナとの大一番に不安 | UEFAネーションズリーグ

2022-06-06

UEFAネーションズリーグ、リーグAグループA4第1節が1日に行われ、ポーランド代表とウェールズ代表が対戦した。

前半はポーランドがボールを支配しながら、決定機を得るには至らず。スコアレスで後半へと折り返す。試合が動いたのは52分。ウェールズMFジョナサン・ウィリアムスが右足で見事なミドルシュートをゴール左隅に沈め、先制点を奪う。

なかなか枠内にシュートを飛ばせていなかったポーランドだが、72分に同点に。左サイドからの折り返しを受けたカミンスキがDFを外してから素早く右足を振り抜く。これがゴール右隅に吸い込まれ、同点ゴールを挙げた。さらに85分、カミンスキが左サイドを突破して中央のロベルト・レヴァンドフスキへ。シュートはDFにブロックされるも、こぼれ球をカロル・シュヴィデルスキがループで押し込み、ポーランドが逆転に成功した。

そのままポーランドが2-1と逆転勝利。なお、ウェールズは5日にカタール・ワールドカップ出場を懸けてウクライナと対戦する。この大一番を前に不安を残した。

フレンキー・デ・ヨング「オランダ代表とバルセロナのプレーはまったく違う。代表の方が全然やりやすい」

2022-06-06

バルセロナに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは、同代表チームで水を得た魚のようにプレーできているようだ。

3日にUEFAネーションズリーグ・グループステージ第1節ベルギー戦に臨み、4-1の勝利を果たしたオランダ代表。F・デ・ヨングは主役の一人として輝かしいパフォーマンスを披露したが、オランダのテレビ局『NOS』とのインタビューで、なぜバルセロナとオランダ代表でこうもプレー内容が違うのか問われると、相変わらずの歯に衣着せない返答をしている。

「こことバルセロナで、僕のプレーはまったく異なるね。こっちの方が全然やりやすいと思うよ。自分はDFの前で最初にボールを受け取る選手になり、そこから攻撃につなげたいんだ」

アヤックスにBチームから在籍し、縦を意識してボールも選手も動くムービング重視のプレーに慣れしたんできたF・デ・ヨングが、バルセロナの何よりもボールが動かしてスペース創出を目指すポジショニング重視のプレーに適応できていないことは、これまでも指摘されてきた。今季終盤には、チャビ・エルナンデス監督率いるコーチングスタッフがF・デ・ヨングの“ポジショニングが浮ついてしまう癖”を矯正しようとしていたとの報道もあったが、同選手にとってはアヤックスと似たオランダ代表の方が相変わらず快適にプレーできるのかもしれない。

なお財政難のバルセロナは、今夏の移籍市場でF・デ・ヨングの売却を検討しているとされる。