スペイン、ポルトガルとUNL初戦で対戦…電光石火のカウンターから先制も追い付かれてドロー

2022-06-07

[6.2 UNLリーグAグループ2第1節 スペイン 1-1 ポルトガル]

UEFAネーションズリーグは2日、リーグAグループ2第1節を行い、スペイン代表とポルトガル代表が対戦し、1-1で引き分けた。第2節は5日に開催され、スペインはトルコ、ポルトガルはスイスと対戦する。

カタールW杯で日本と同組に入るスペインは4-3-3を採用。GKにウナイ・シモン、最終ラインは右からDFセサル・アスピリクエタ、DFディエゴ・ジョレンテ、DFパウ・トーレス、DFジョルディ・アルバ、アンカーにMFセルヒオ・ブスケツを配置し、インサイドハーフは右にMFカルロス・ソレール、左にMFガビ、3トップには右からFWフェラン・トーレス、FWアルバロ・モラタ、FWパブロ・サラビアが並んだ。

一方のポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウドはベンチスタート。スタメンにはMFベルナルド・シウバ、MFブルーノ・フェルナンデス、DFペペ、DFジョアン・カンセロらが名を連ねた。

試合が動いたのは前半25分だった。スペインがカウンターを発動させ、自陣でルーズボールを拾ったガビが敵陣へと持ち運ぶ。スルーパスから右サイドを駆け上がったサラビアがダイレクトで中央に送ると、走り込んだモラタが落ち着いて流し込んでスコアを1-0とした。

1-0のまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負うポルトガルは同17分にC・ロナウド、FWゴンサロ・ゲデスを投入して状況を打開しようと試みる。すると、同37分、ゲデスとのパス交換でカンセロが右サイドを駆け上がると、グラウンダーのクロスをリカルド・オルタが蹴り込んで試合を振り出しに戻す。

その後、両チームにゴールは生まれずに1-1のドローに終わった。

C・ロナウド不在のはずの誕生日パーティーに5人の“CR7”が現る? 家族総出の創意工夫に「なんて素敵なファミリー」

2022-06-07

マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが双子の子供たちの誕生日を祝った。

C・ロナウドのもとには2010年に母親が明かされていないもののロナウド・ジュニアくんが誕生。2017年にも代理の母を通じて双子のエヴァちゃんとマテオくんが生まれた。

そして、2016年からジョルジーナ・ロドリゲスさんと交際をスタートさせると、2017年11月には次女のアラナちゃんが生まれ、今年4月にもベラ・エスメラルダと名付けられた女の子が誕生している。

5人の子供たちと一緒に暮らしているC・ロナウドだが、今はポルトガル代表の一員としてUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23に参加しており家を不在に。そんな中、5日に双子のエヴァちゃんとマテオくんが5歳の誕生日を迎えた。

盛大な誕生日パーティーを開いたC・ロナウド一家だったが、不在の父と一緒に祝おうと、ある工夫を施した。部屋には背番号「7」をつけ、両手を広げて着地したようなポーズを取る大きなパネルが。4人の子供たちがパネルの前に並ぶと、父親の代名詞でもある「Siuu」のゴールパフォーマンスを披露していた。

この仕掛けや家族の微笑ましい様子には、ファンも「なんて素敵なファミリー」、「Siuuu」、「愛に溢れてる」といった反応を寄せている。

また、C・ロナウドも自身のインスタグラムを更新。「ハッピーバースデイマイラブ!これからも素敵な笑顔でハッピーに過ごしてね。みんな大好き」とカジュアルに子供たちに祝福の言葉を贈っている。

ポルトガルの重鎮DFブルーノ・アウベスが現役引退を発表、C・ロナウドも反応「ロッカーを共にできて幸せでした」

2022-06-07

アポロン・スミルニに所属する元ポルトガル代表DFブルーノ・アウベス(40)が現役引退を発表した。

ブルーノ・アウベスはポルトガル代表通算96キャップを誇る百戦錬磨のセンターバック。

キャリアを通じて、さまざまなクラブを渡り歩いてきた。 キャリアの最後はギリシャ・スーパーリーグのアポロン・スミルニ。今シーズンはプレーオフを含めて19試合に出場していた。

そのブルーノ・アウベスは6日に自身のインスタグラムを更新。キャリアの終了を伝えた。

「今日、僕はサッカー選手としてのキャリアに全て感謝していることを伝えたいと思う」

「全てのクラブの監督、チームメイト、コーチ陣、そしてキャリアに関わった人々、家族や友人にも感謝している」

「旅はこれで終わるが、他の機会が訪れれば、またすぐに会えるだろう。ありがとう」

ポルトでプロキャリアをスタートさせたブルーノ・アウベスは、ファレンセやヴィトーリア・ギマランイス、AEKアテネへのレンタル移籍を経験。2010年8月にゼニトへと完全移籍する。

その後は、フェネルバフチェ、カリアリ、レンジャーズ、パルマ、ファマリカンとクラブを転々とすると、2021年9月からアポロン・スミルニでプレーしていた。

キャリアを通じては、ポルトで公式戦172試合に出場し17ゴール11アシスト、フェネルバフチェで101試合4ゴール3アシスト、ゼニトで100試合3ゴール1アシストを記録していた。

ポルトでは4度のリーグ制覇、2度のカップ制覇を経験。2008-09シーズンはクラブの年間最優秀選手にも選出された。

また、ゼニトではロシア・プレミアリーグで2度優勝。フェネルバフチェでもスュペル・リグを制していた。 ポルトガル代表としても2016年のユーロを制しており、ポルトガルの重鎮として知られていた。

この引退発表には、ポルトガル代表でも共にプレーしたFWクリスティアーノ・ロナウドが反応。「ロッカールームを共有できて幸せでした。あなたが成し遂げたことを誇りに思います」と大先輩への賛辞を送っていた。

ポルトガル、C・ロナウドが3ゴールに絡む活躍! スイスは大敗を喫して開幕連敗スタート

2022-06-07

UEFAネーションズリーグが5日に行われ、リーグA・グループ2第2節でポルトガル代表とスイス代表が対戦した。

リーグA・グループ2開幕節スペイン代表戦で試合終盤に追いつき、勝ち点1を手にしたポルトガル代表。スターティングメンバーは前節から4選手を入れ替え、MFウィリアム・カルヴァーリョ、FWクリスティアーノ・ロナウド、FWディオゴ・ジョッタらのタレントが顔を揃えた。

一方、開幕節チェコ代表戦では惜しくも1-2で敗北を喫したスイス代表。絶対的守護神ヤン・ゾマーに変わって、GKグレゴール・コベルを起用。また、前節は途中出場だったMFジェルダン・シャキリがスターティングメンバーに名を連ねた。

最初にチャンスを迎えたのはスイス代表。5分、コーナーキックのチャンスを得ると、シャキリのインスイングのボールにDFファビアン・シェアが競り合う。相手選手にブロックされたものの、こぼれ球にFWハリス・セフェロヴィッチがいち早く反応し、ゴールネットを揺らした。しかし、VARが介入し、相手選手との競り合いの中でファビアン・シェアのハンドを取られ、ノーゴールの判定に変わった。

すると14分、今度はポルトガル代表がフリーキックからゴールネットを揺らす。キッカーのC・ロナウドが放ったボールは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をカルヴァーリョが押し込んで、ポルトガル代表が先制に成功した。

さらに34分、MFブルーノ・フェルナンデスがゴール前へパスを繋ぐと、ジョッタがボールをキープし、後ろから走り込んできたC・ロナウドが追加点を挙げる。

続く38分、左サイド奥深くまで侵入したDFヌーノ・メンデスが、ジョッタへ折り返す。ジョッタのシュートは相手GKのセーブに遭ったが、こぼれ球をC・ロナウドが押し込んで、リードを3点差に広げた。

3-0で折り返した後半も、ポルトガル代表の勢いが止まらない。50分、B・フェルナンデスがワン・ツーで抜け出すと、アウトサイドで逆サイドを駆け上がってきたFWオタビオへ展開。オタビオがダイレクトで中央に折り返し、走り込んできたC・ロナウドが決める。しかし、直前のプレーがオフサイドの判定となり、幻のハットトリックとなった。

攻撃の手を緩めないポルトガル代表は67分、マンチェスター・Cコンビが躍動する。DFジョアン・カンセロが持ち運び、MFベルナルド・シウヴァへ預ける。B・シウヴァが巧みにボールキープをしてタメを作ると、相手DFの背後を取ったカンセロへ糸を引くようなスルーパスを供給。カンセロがGKを交わし、無人のゴールへボールを流し込んで、ダメ押しとなる4点目を決めた。

試合はこのまま4-0で終了。C・ロナウドが3ゴールに絡む活躍を見せ、ポルトガル代表がグループ2初勝利。一方、スイス代表は4失点を喫して、開幕連敗スタートとなった。

次戦は9日に行われ、ポルトガル代表はチェコ代表と、スイス代表はスペイン代表と対戦する。