FC東京の勝利後、相手選手たちを集めて異例の“ミーティング”を行ったアルベル監督「キミたちは…」

2022-06-09

FC東京は8日、天皇杯2回戦で本拠地・味の素スタジアムに富士大を迎え、MF渡邊凌磨のゴールとFWアダイウトンのPK弾で2-0の勝利を収めた。3回戦は22日に行われ、敵地でV・ファーレン長崎と対戦する。

試合後、FC東京を率いるアルベル監督がピッチで富士大の選手たちを集めて輪になり、声をかけるシーンがSNSなどで話題となった。

指揮官は同日に自身のツイッター(@puigortoneda)を更新し、「天皇杯2回戦で対戦した富士大学サッカー部を讃えたいと思います。キミたちはボールを大切にし、そして大胆かつ勇敢に我々との戦いに挑んできました。それこそが秘訣です」と称賛。敵味方関係なく良いサッカーへのリスペクトを示し、「日々成長するために、喜びと共にプレイし、若者らしくエネルギッシュに、そして大胆なプレイを是非続けてください」と大学生たちにエールを送った。

【FC東京】富士大監督も「ビックリ」天皇杯、最大級警戒レベルのベスト布陣で学生撃破

2022-06-09

11年ぶり2度目の天皇杯制覇へ。FC東京は最善を尽くして第一歩を踏み出した。試合後、アルベル監督は「皆さんは疑うかもしれないが、今季の中で最も難しい試合の一つでした」と、口にするほど最大級の警戒レベルで臨んだ一戦だった。

昨季は若手中心のメンバー構成で、順大にまさかの不覚を取った。今季は同じ轍(てつ)を踏まないために、スタメンにはずらりと主力を並べた。これには富士大の高鷹監督も試合前にメンバー評を見て「ビックリした」と、驚きを隠せなかったという。

それだけ万全を期したが、先制点が生まれたのは前半36分だった。ゴール前の混戦から渡辺が押し込み、続く同43分にはアダイウトンが自ら獲得したPKを決めてリードを2点に広げた。

後半に入ると、積極的に交代カードを切って若手を次々とピッチに送り出した。その後、点差を広げることはできなかったが、危なげなく勝利を収めた。アルベル監督は「相手チームに関係なく、まだまだ成長しないといけない」と言う。その貴重な公式戦の場を1試合増やせたことは何よりの成果だろう。