広島ジュニオール・サントスが札幌戦で喜び爆発「記録を達成できて…」

2022-06-09

明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島に所属するブラジル人FWジュニオール・サントス(27)は今月4日、YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦の北海道コンサドーレ札幌戦で2ゴールをマーク。試合後には、節目の記録に超えたことに対する喜びをあらわにしている。

ジュニオール・サントスはブラジル2部のポンチ・プレッタや1部のフォルタレーザ、柏レイソル、横浜F・マリノスなどをへて、2021年にサンフレッチェ広島へ移籍。加入1年目にJ1リーグで7ゴールをあげると、今季はここまでリーグ戦10試合の先発出場で2ゴールをマークしている。

その中で迎えた北海道コンサドーレ札幌戦では、1-0で迎えた65分にペナルティエリア手前からの強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らす。そして87分には自陣でボールを奪うと、ドリブルで一気に相手ゴール前へ。最後はGK中野小次郎(23)との1対1からループシュートでゴールマウスに流し込んでいた。

ブラジルメディア『ランセ』の報道によると、ジュニオール・サントスは北海道コンサドーレ札幌戦での2ゴールによりキャリア通算51ゴールに到達。50ゴールを上回ったことについて本人は「この瞬間と、この記録を達成できたことをとてもうれしく思っているよ。もし神が許すのならば、もっと大きな記録を達成できるだろうね」とゴール量産に向けての意気込みを語っている。

また、ルヴァンカップ・プライムステージ進出へ近づいたことについては「(北海道コンサドーレ札幌戦の勝利は)チームにとって非常に良いことだし、(第2戦にむけて)大きなアドバンテージを得ることができた。だけど、前進するためにはこのレベルを維持しなければならないね。難しいことだと分かっているけど、準備は万端だよ」と語っている。

なお、ルヴァンカップ・プレーオフステージの第2戦は今月11日に開催。3ゴールを奪ったサンフレッチェ広島が優位とみられる中、ジュニオール・サントスのパフォーマンスに注目が集まる。

天皇杯3回戦全カードが決定! FC東京が順当勝利、札幌&横浜FCは死闘制してアマ全滅

2022-06-09

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会では、8日に2回戦が行われた。

1日に29試合が行われ、残すところあと3試合となっていた天皇杯2回戦。今年度の大会は波乱が起きず、1日終了時点ではアマチュアチームがどこも勝ち上がれない結果となっていた。

そんな中、8日の北海道コンサドーレ札幌vs桐蔭横浜大学では白輪地敬大の2得点により桐蔭大が前半中に2点をリード。それでも、後半に入ると金子拓郎と青木亮太がネットを揺らして札幌が同点に戻す。土壇場の89分に寺沼星文が勝ち越し弾を決めたが、岡村大八が後半ATに決めてまたも札幌が追いついて延長戦に突入する。そして迎えた延長後半の111分に金子がこの日2点目を沈め、札幌が4-3で死闘を制した。

横浜FCvsソニー仙台FCにおいてもフェリペ・ヴィゼウ、西山大雅の得点で横浜FCが前半中に2点をリードしたものの、松本拓海、秋元佑太が後半序盤に決めてソニーが試合を振り出しに。そして延長前半の93分に平田健人が逆転弾をマークしたが、延長後半の115分に西山の自身2点目を沈めるなど横浜FCも譲らない。PK戦に突入すると、横浜FCが3-1で3回戦進出を果たしている。

一方、FC東京vs富士大学では渡邊凌磨とアダイウトンの得点で前半中からFC東京が優勢を維持。そのまま試合を終えて2-0で順当な勝利を収めた。なお、今年度は2回戦終了時点でアマチュアチームが全滅する結果となっている。